JOURNAL

2026/05/05 13:29


最近、ショップのラインナップを見て「少し雰囲気が変わった?」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。
実は私自身、もっと深く、もっと自由にフレンチという世界を探求したいと思うようになったからです。

Classical
私がずっと大切にしているスタイル。単に古いのではなく、何十年経っても色褪せない時代を超えた美しさ。  
背筋が伸びるような、凛とした空気感を大切に選んでいます。

French Casual:
パリの街角を歩くような、飾りすぎない日常着。
頑張りすぎないのに、どこか品がある。
そんな絶妙なバランスを提案したくてラインナップにしました。

Brocante & Vintage
蚤の市で見つけたような、一点物の温かみ。ブロカントとはフランス語で古道具のこと。
誰かが大切に使ってきた物語や、今の量産品にはない不完全な美しさに惹かれています。
これらは一見バラバラに見えるけれど、私の中ではすべて「パリの日常」という一つの景色で繋がっています。
より理想に近い質感を求めて、今年は新しい出会いを広げました。
アイテムの幅は増えましたが、私が袖を通したいかフレンチの体温を感じるかという基準は、1ミリもブレていません。

光と影、人の気配、その服がどんな空間に存在するべきか、記憶に残るものとは何か。
そんなことを想像しながら、一つひとつ大切に選んでいます。

最近は、何でも完璧に整えることができる時代になりました。
でも、私は使い込んで少し傷のついたカゴや、何度も袖を通して肌に馴染んだリネンのシワを、ずっと愛おしいと感じます。
誰かの体温や、過ごした時間の形跡。
そんな不完全な人間味こそが、私がFavorimarcheで表現したい本当のフレンチ・エスプリなのだと思います。

このバラバラなピースたちが、あなたのクローゼットで一つの物語になりますように。